2011-09-16から1日間の記事一覧

まとめ

名字(在名)と苗字(本名)のまとめ貴族の九条家を例に説明すると分かりやすいと思います。 九条はもとは組織名の藤原で名字(在名)ですが九条という屋敷名を公称する名字とした。 この起源はほとんどの方が苗字として私称してきた古代の屋敷名と同じにな…

つづき

つづき。後世、ほとんどの「何屋んち」が消滅し、小字、さらに大字、村ができた。よって、小字名や村名と同じであっても、たまたまであって、そこの出身とはいえない。 一方在名は村を支配した領主が公に名乗った名字であるが領主でなくなれば、名字を失った…

名字(在名)と苗字(本名)

茂木和平古代苗字起源説において名跡、家名と並んで根幹となる名字(在名)苗字(本名)について解説しますがこれらは本説の根幹なので今後もその都度解説させていただきます。 古代において小字にも満たない数軒からなる「何屋んち」ともいえる屋敷名の集落…

つづき

つづき。家名について。 江戸時代になって仕官しない者は本名に復し農民となって土着した。 小山氏(現在の小山市の領主)の例。 小山氏は領主の座を追われ確か水戸藩に仕官したと思います。 単純には小山の領主ではないので小山は名乗れないのですが、 その…

名跡と家名

茂木和平古代苗字起源説における、名跡と家名をもう一度解説します。 名跡とは、鎌倉時代に吾妻鑑などの公の歴史書に登場し、公に知られた名字、例えば、河越、猪俣など。 河越は、戦国時代になっても加藤氏以外に、神山(こうやま)氏、岩崎氏が、 猪俣もた…