2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

高(たか)族とは

高(たか)族とは、 扶余族高氏(高句麗人(略して高)あるいは百済人)をいう。 また、高(たか)←多曷(たか)で多は大ノ国、後の百済を指し、曷は邑を意味するので、百済人の集落をいう。

本日は、高の付く古代苗字について

本日は、高の付く古代苗字について、 日本語は書き言葉で母音の発音には無頓着です。 「あ」の発音は1種類、一方、英語は話し言葉で4種類はあり、 これを間違えると通じない。 さらに母音も転訛し、高、滝、竹(武)は同じで当て字(佳字)、 古代苗字の高田…

先ほど、YAHOO!ブログの「古代柴又の寅さん・孔王部刀良(あなほべの・とら」に、柴又は戸籍の嶋俣里とは考えられない、との投稿をいたしました。

本日は、古代苗字の柏の起源、 柏の木の生えた土地の意味ではない。 柏(かしわ)←加子和(かしは)←加子和(かこは)←加胡場(かこば)で、 朝鮮半島の加羅出身の集落を柏(かしわ)というようになった。

本日は、古代苗字の宮迫の起源について、 もちろん宮(神社)に迫った所という意味ではありません。 宮迫とは、宮迫(みやさこ)←未谷佐子←未谷素胡(みやそこ)で未(ひつじ)族の集落で素奈羅(そなら)出身の渡来人を意味する。 素奈羅は現在の韓国の金海…

実は、現在の柴又と中世の嶋俣は全く別。 証拠、応永5年の櫟木文書、葛西御厨は北から・・・鹿骨、嶋俣(地名喪失)、今井・・・。これは江戸川区域で、柴又(葛飾区)とは約7km離れており、別地域です。 もちろん、古代の嶋俣里とも別地域です。

根拠。 大島郷は和名抄に下総国葛飾郡八島郷を載せ、大島郷とも見える。上高野村(幸手市)条に「・・・高野渡と呼びしが、・・・」とあって、吾妻鑑・治承五年閏二月二十三日条の高野渡しは、東山道の重要な駅で河曲(こうわ)駅は古代の甲和里の遺名なり、…

訂正、久喜市の宮内さんは丸に釘抜き陰日向を、 丸に違い釘抜き陰日向に訂正します。

葛飾柴又は嶋俣里の「一人歩きする」に危惧する。 茂木和平古代苗字起源説を適用すると、 柴又←柴真田←柴秦田で、朝鮮半島の柴浦(現在の慶尚南道の漆原)出身の秦氏の集落、 一方、嶋俣里←嶋真田羅(ら)で、嶋族秦氏の集落となって、 全く、別の地名となり…

ここで「一人歩きする」の当方の見解。 例、坂東八平氏という、所謂5字熟語。初典は、おそらく系図作成者が都合がいいので言い出したのだろう(未調査)。 初学者は疑問視せずに使ってしまう傾向にあると思います。 そして各世代でつぎからつぎへと使われる…

ここで、家紋について、 拙著では取り上げなかった。 千葉一族ではその代表家紋は月に星。妙見信仰の一族。 しかし、同じ宮内でもいろいろで家紋からその先祖に言及することはむずかしい。 例、当家は丸に横木瓜、近くの、足利の宮内さんは丸に右三つ巴、久…

葛飾柴又は嶋俣里の説に異論。 読売新聞 2011/11/02のニュースに対する異論です。 担当者様のご検討をお願いします。

葛飾柴又は嶋俣里の説に異論。 茂木和平著埼玉苗字辞典の孔王部(アナホベ)参照。 結論をいいますと、 戸籍の大島郷は上高野村(幸手市)の甲和里、下高野村および大島村(杉戸町)の仲村里、鷲宮村字穴辺(現、久喜市)の嶋俣里の地域を指すもとの考えられ…

つづき、 茂木和平古代苗字起源説によると、神主は、そのなわばりを名乗るとのことで、その名乗りは名字(在名)である。当方の先祖が神主であれば、農民となってからも、その名跡を家名として、名乗った可能性はある。当方の名乗りが、名字なのか(本名は?…

つづき、 約30年間、苗字の調査を続けてきました。茂木和平著埼玉苗字辞典で初めて、熊野那智大社の米良文書が取り上げられているのを見ました。これは、諸国の祈祷依頼等の名簿を載せており、信頼できる史料であると、思います。 ご興味のある方は名字と米…

つづき、茂木和平古代苗字起源説により、個々の古代苗字の起源が説明され得る、と合点していただけたでしょう。 ちなみに、寺内←手羅渦で手工業海洋民、宮内←未谷渦で未族の海洋民を意味します。 当家は江戸時代初期から農民として土着し明治維新頃は富士信…

つづき、 それから10年ほど経ったある日当方の先祖に坊さんがいた、 と言ったところそれじゃ、寺内じゃないのと返された。 従来説の極端の場合、国民皆苗制により初めて苗字を名乗ったに基づいている。 しかし、茂木和平古代苗字起源説は苗字は2000年ほど前…

つづき、 吉田兼好(兼好法師)の本名は卜部兼好でこの卜部も実は藤原と同様に組織名。 当方の最初は宮内(くない)卿(新古今和歌集、歌人)、実は右京権大夫源師光の娘とのこと。この宮内はもちろん官職名。 苗字の宮内とは無関係。 代表作 「うすくこき野…

ここで、30年にわたる苗字、名字調査の一端を紹介したい。 国語、社会(歴史)の教科書で、突然、自分と同じ名字に遭遇した方も多いのではないでしょうか。 例えば、徒然草の著者の吉田兼好。 私と同じ名字だ、と咄嗟に思ったのではないですか。 しかしこの…

本日は、古代苗字の山寺(やまでら)、 ご覧頂いている方は説明するまでもありませんが説明しますと、 山寺は現代語では山の寺。 しかし古代苗字の山寺は、 山寺←山手羅(やまてら)で山積族(集落を山と唱える人々)の手工業者の集落となる。手羅は手部(手…