2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

小田氏の本名

武蔵国郡村誌・上会下村条に「騎西城主の小田大炊頭源顕家は常陸の守護小田常陸介朝重十一代の孫小田左衛門督成治の二男」とある。 小田顕家の子根岸備前守家道は群馬県境町下武士村出身の出稼衆で小田氏の名跡を継承した。 また、成田下総守長袋(本名小野里…

古代苗字の小作の起源について

古代苗字の小作の起源について、 小作(こさく)←おさく←長来(おさく)←長来(おさこ)←長子(ながこ)←長胡(ながご)、と転訛。 よって、自らを、長(なが、那曷(なか、那は国、曷は邑を意味する)と名乗る渡来人を意味する。

つづき

つづき、 有名なる奥州の鉱山師・秋田県協和町唐松神社物部系図に「物部守屋―初代那加(なが)世―十三代略―十五代長民―現宮司六十三代物部長(なが)仁」、とある。 代々那加(なが)を通字としている。 物部は集団名(組織名)、 那加、長は苗字(本名)であ…

つづき

つづき、小坂は、おさ-かで刑部(おさかべ、べは集団)と同じ、長曷(おさか、かは邑)、 尾崎はおざ-き、で、長木(あるいは、長羅)で、 長田(おさだ、田は集落)、 長内(おさない、長那井、井は助詞)、 小佐野(おさ-の、長野、野は助詞)、 小沢(お…

長(オサ)

長(オサ)は、長(なが)が転じて、オサと称す。 長(なが)、中(なか)は、那加で、那羅(なら)と同じ意味で、州、邑、国、城、都の意味、渡来人の非農民集落をいう。 つまり、鍛冶・鉱山師等の商工業者の集落をナカ、ナガと称し、同じ読みであれば、ど…

つづき

小此木氏の本名井上氏、 小此木村に井上氏多く存する。 井上家古文書に「上野国勢多郡、父姓紀氏、小此木左衛門尉長光住当州境城、祖父井上和泉守・新田岩附相戦の時天文十三年云々」、とある。

小此木氏

小此木、 名跡(在名による組織名)の小此木氏は桧前(ひのくま)部君姓である。上野国佐井郡小此木村(佐波郡境町)がある。 古代氏族系譜集成に「豊城入彦命苗裔、忍君(桧前廬入野大宮朝御宇、桧前君姓を負ふ)―十二代略―光広(佐井新大夫、郡司職相承)―…

つづき

下野国の岡部氏、永禄三年関東幕注文に「足利衆、岡部弥三郎・丸之内の十方」あり。足利市に岡部氏六十六戸存す。 諸国(相模国、伊勢国、能登国、摂津国、播磨国、北海道)の岡部氏は、岡部六弥太忠澄にちなむ者が登場。 くわしく知りたい方は、埼玉苗字辞典…