2011-08-22から1日間の記事一覧

つづき

児玉党の名跡継承者の例、血縁のない出稼衆。 『紀州那智山米良文書』に「塩谷系図。有貫主遠峯―本庄太郎家弘―同次郎家行―塩谷平五大夫家遠―家経―家朝―家氏―盛家―又太郎家時。系図正文御宝前在之、有道家時判。高島二郎太郎家直法師正法」と。 家直は都賀郡…

つづき

つづき、惟の字を通字としており、平惟幹の家臣であったかもしれないが、この有道氏は群盗の僦馬の党であった物部氏であろう。有道氏は久米物部の居住する児玉郡浅見村へ移住して、遠峯(こだま)を名乗って、児玉党を創設した。つづきで、児玉党の名跡継承…

つづき

つづき、児玉党の創設の系譜『古代氏族系譜集成』に「物部豊日乃連(大部連)の後裔、稲足―氏道(大部を改め、有道宿祢)―雄継―氏継―惟材―惟広―惟能―児玉有貫首惟行―遠峯(こだま)有大夫弘行(武蔵国御牧別当)」と。系図の別当とは神社の別当を努めた修験…