三枝部

三枝部、第二十三代顕宗天皇の御名代部。
三枝部は、鍛冶集団の額田部と同族で、三枝部連がこれらを支配管理した。
ちなみに、額田は糠のことで、鋳物製造で最も必要な物であった。
なお、養老五年下総国葛飾郡大島郷戸籍(杉戸町幸手市付近)に「戸主孔王部荒人の母三枝部吉与理売」などの人が見える。
茂木和平著、埼玉苗字辞典より