2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

本日は、藤九郎盛長の出身地は?

本日は、吾妻鑑に登場する藤九郎盛長の出身地は? 一巻から十六巻まで、名字なしで登場。所領地をまだ拝領していない。 子の景盛が自己の苗字と同じ武蔵国足立郡石戸荘を所望し拝領すると、 名字を冠した、安達藤九郎盛長として登場する。

つづき

つづき、まとめますと、 苗字の狩野氏は伊豆長岡町大字天野(現、伊豆の国市天野)に十五戸ほどおられる。 一方名字狩野氏はその子孫がおられても、鎌倉幕府崩壊後、その名跡を家名として現在名乗っているかもしれない。 当時の古文書の所有がその証。 名乗…

つづき

つづき。伊豆の国名字狩野氏。藤原姓伊東氏族で田方郡狩野庄より起る。 時代が下って後北条氏の重臣の狩野氏は児玉党小幡氏の名跡を継ぎ小幡を名乗ったいたが狩野に復姓。 小田原落城後その財力で伊豆国狩野庄、相模国足柄郡狩野庄を自己の苗字と同じ地名の…

古代苗字の狩野

本日は、古代苗字狩野、読み、カノ、カノウ、カリノ、鹿野、加納、叶などは同じ。狩野(かりの)←伽羅(からの)伽耶出身の渡来人。みなさんは苗字と名字との違いがなかなかピンとこないのではないかと。そこで茂木和平著埼玉苗字辞典からその具体例を今後紹…

つづき

つづき、 城(き)、木(き)→毛(け)とも転訛。 例、稲毛、稲城はほぼ同じ。毛の方が領域が広い? 城(き)→城(じょう)とも読み、条(じょう)に転訛したか。 中条(なかじょう)←那曷(なか)城(じょう)で、集落を中と唱える人々である中(なか)族の…

本日は古代苗字の〇羅、〇味の起源?

本日は古代苗字の〇羅、〇味、 新羅の羅(ぎ、ら、国の意味)→城、木、良(ら)、 例、木村←金羅(きむら)で金(きむ)氏、 高良(こうら)は高氏の集落をいう。 味(み、美、見、場所の意味)→米(め)、目、間と母音転訛。 久米、荻野目は百済(火、大の…

本日は、古代苗字の〇胡の佳字の転訛の説明

本日は、古代苗字の〇胡。 胡(ご)は渡来人を意味する。 音が同じ佳字を当て、転訛した。胡(ご)→胡(こ)→子(こ)はさらに→子(こ、ね、し)→古(こ)、根(ね)、士(し)、来(こ)。 来(こ)→来(く)→久(く)など。 例、金子、山根、福士、宮古、…

本日は古代苗字の草野の起源?

本日は古代苗字の草野を取り上げます。 草野(くさの)←草野(かやの)で、野は二字にする添え字(助詞)、ところで朝鮮半島、辰韓、弁韓、馬韓の弁韓は伽耶諸国となり、後に日本から任那といわれた。その伽耶(かや)の出身をいう。 草の生えた野原の意味で…

本日は稲の付く古代苗字の起源は?

本日は、稲の付く古代苗字、以前、稲は取り上げましたが、今後、繰り返し取り上げることがあります。 稲(いね)←井野(いの)で井は磯族のイ、野は助詞、 な行は母音転訛する。 稲田は稲の田んぼではなく磯族の集落、稲葉、稲川も同じ。 稲←稲(とう)←唐←…

茂木和平古代苗字起源説の主張

つづき、 従来説が言う、現在の三浦氏のほとんど人たちは、名字三浦氏の名跡にちなんで現在、三浦を名乗っていると。 そうではなく、本名の苗字を名乗っているのである、 と茂木和平古代苗字起源説は主張する。

名字、三浦と苗字、三浦

名字、三浦氏は、 宝治合戦で本家泰村以下三浦(平氏出身でなく本名の苗字は不明)一族が滅び三浦党の佐原氏が三浦を名乗って三浦氏を継いだが出家して名字三浦は途絶えた。 現在の三浦氏は本名の苗字三浦(浦、加羅の意味がある)である。苗字三浦の起源は…

古代苗字の安孫子の起源は?

本日は、古代苗字の安孫子(安彦など、書き方が違っていても、あびこ、と読む苗字はその起源はすべて同じになる)、 安孫子←安部胡(あべご)と転訛した。ば行は母音転訛した。胡は渡来人をいう。 よって、安孫子とは、安部族(安羅(あら、現在の慶尚南道の…

組織名、名字、苗字について

組織名、名字、 その転機は鎌倉幕府の成立、貴族社会にあっては、朝廷から下賜された源平藤橘を代表とする組織名を名乗れることが朝廷から官職とその俸給をもらえるまず条件であるが鎌倉時代になると名字を公に名乗れることが名字の所領地を下賜されている証…

きのうのつづき

昨日のつづき、 当時、最高の技術者、蓋縫部(笠縫部)は絹で笠を製作する集団、貴族や豪族の嗜好品であったろう。 ついでに、笠巻←笠真木(かさまき、かさしんき)←笠秦城で、笠族秦氏の集落、笠松は笠族の鉱山・鍛冶集落、風祭(かざまつり、かささい)←笠…

本日から朝刊に、目が留まった古代苗字を取り上げます

本日から朝刊で目に留まった古代苗字を取り上げます。向笠(むかさ) 笠の付く古代苗字、例、笠井(葛西、河西等も読みが同じであれば同じ)は弁韓(弁は蓋、笠に通じる)出身の笠族、笠を製作するなどの当時は最高の技術者(当時を理解するにはタイムスリッ…

古代苗字の高野、河野の起源について

古代苗字の高野、河野、 高句麗渡来人の高氏は高ノ(こうの)と、百済の高氏は高ノ(たかの)と称する者が多い。 河野(こうの)は河(かわ)ノ(河族)ではなく、高野(こうの)の佳字で高氏である。意味するところは、漢字ではなく、その音(読み)にある…

茨城県の茨城の起源にチャレンジ

茨城県の茨城の起源にチャレンジ、 茨(いばら)城、棘のある木ではない。 茨城(いばらき)←井原(いはら)城で原、城は集落、都で、磯族の集落をいう。 古代、茨城県には今の鹿島灘に面した常陸国があった。 海洋民磯族が朝鮮半島からはるばる鹿島灘を渡っ…

本日は、宮の付く古代苗字の起源について

古代苗字の宮の付く苗字、 例、宮寺、現代では、神社と寺のある所? この場合寺は地(ぢ)ではなく、手羅で、宮寺(みやでら)←未谷手羅、その意味するところは海洋民未族の手人(機織等を職とする人)の集落である。 例、宇都宮←内海(宇都見)谷でその意味…