2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

古代苗字の稲が付く苗字

古代苗字の稲の付く苗字、 例、稲垣、稲葉など 稲垣←井那曷城(いなかき)←井野曷城(いのかき)で、井は磯(いそ)族、那は国(あるいは、助詞の野(の)がなに転訛)、曷は邑、城は集落で、海洋民磯族の集落をいう。 稲葉←井那場(いなば)←井野場で場は場…

児玉党のつづき

つづき、 当初、児玉村に参集した、親分、子分、兄弟分の人々は、その後、各自、直系で数代にわたって、名字として名乗る所領地に館などを建て、鎌倉幕府の下で、児玉党として確立した。 その構成を、吾妻鑑などをもとに、室町時代の系図作成者が後世に書き…

古代苗字の藪中とは

古代苗字の藪(やぶ)が付く苗字、 例えば、藪中など。 藪中は、いわゆる、藪の中に棲む人々の意味ではない。 藪中(やぶなか)←矢部(やべ)那曷(なか)で、 矢部は物部族、那は国曷は邑で、物部族の集落を藪中といった。

深谷上杉・郷土史研究会会報 第127号

深谷上杉・郷土史研究会会報 第127号の『新説 日本人の苗字とその起源』の新本紹介 本会会員 茂木和平をお読みになったみなさんへ もし、ご購入いただけるのであれば、プロフィールにある通販でもご購入できますので、よろしくお願いいたします。 著者 宮内…

鉱山・鍛冶の古代苗字

金(す、鉄(くろがね)で鉱山・鍛冶を意味する古代苗字、 砂(さ、砂鉄、佐)、須(す、素)、瀬(せ)、曽(そ)を使う古代苗字、 例えば、佐藤、須田、瀬川、曽根などがある。 すべて慶尚南道の金官伽耶(素那羅などともいう、金海)の鉱山・鍛冶集落を意…

上杉、成田を名乗った出稼衆

豊臣秀吉は足軽の子で天下人となった。 同時代、坂東では、系図上では血縁のようにみえるが、血縁でない、いわゆる、親分、子分、兄弟分の出稼衆の中に上杉、成田などを名乗った人々がいた。 帰農し、本名(苗字)に復姓した。 くわしくは、茂木和平著埼玉苗…

古代苗字に鉱山・鍛冶集落が多いわけ

古代苗字に鉱山・鍛冶集落が多いわけ。慶尚南道の金海(鉱山の都)古名は金官伽耶そこに住む大姓の金(きむ)氏は金(すえ鉄(くろがね))にちなんで名乗った。日本列島に地理的に近いこともあって大量の金氏が渡来した。 また、これらの人々は、鉄船が造れ…

古代苗字に海洋民が多いわけ

古代苗字の百傑に、本〇、上〇、下〇、内〇、〇本、〇上、〇下、〇内の苗字が多いわけ、 本、上、下、内は海洋民を意味する。 朝鮮半島から日本列島に渡るのに船が不可欠。難民は筏でも渡ってこられるが海洋民(漁民)は船を持っていることにある。また鉱山…

古代苗字の倉持、望月

古代苗字の倉持、望月、 倉持は倉を持っているの意味ではなく、倉持(くらもち)←倉持(くらじ)←倉智(くらち)で、弁辰狗耶国(現在の金海)出身の鉱山・鍛冶師の渡来人の集落、智は地に同じ。 望月は満月の意味ではなく、 望月←物(もつ)津城で、物部族…

本日は、古代苗字の玄葉の起源について

本日は、古代苗字の玄葉の起源について、 難しいがチャレンジしてみる。 玄葉(げんば)←玄葉(くろば)←呉(くれ)場(ば)で、 場は場所の意味で、 玄葉とは、古代朝鮮半島の呉国(くれのくに)出身の渡来人の集落をいう。

五十嵐の起源

五十嵐の起源、 地形説、荒々しい意味の「いか」と山の急斜面の「あらし」の意味。 本説では、日本書紀通証に「伊加良志今俗作五十嵐、蓋し五十日帯(いかたらし)の転」と見える。五十足(いかた)は五十田(いそた)と同じ、海洋民鉱山師の磯田族山守部の…

千葉県銚子市の銚子の起源

千葉県銚子市の銚子(もとは銚子口)の起源、地形が起源ですと「お銚子」の地形からきているそうだ。しかし、茂木和平古代苗字起源説から、銚子口←長子口(ちょうしくち)←那曷胡口(なかこくち)で那は国、曷は邑、胡は渡来人、口は集落、長族(集落を長と…